明太子おばさんブログ

本当にいた珍客!!美容師の私が出くわしたクセの強いお客様と美容師のお話です

第五話 全開 夜店系下ネタ女

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「壁に耳あり、障子に目あり」と言うことわざがあるように、

 

いつどこで誰に見られているか、聞かれているかわかりません。

 

飲食店で隣のテーブルに座ったカップルの話、マスターとカウンターに座る客との

 

会話、駅で電話している人の話など、赤の他人の話についつい耳を傾けてしまうことは

 

ないでしょうか??

 

 美容院でもお客様と美容師の会話というのは、他の美容師や隣の席のお客様に

 

聞かれていることが多いんですよね。だからできるだけ会話の内容は注意してい

 

るんです。誹謗中傷や卑猥、下品な事など言わないように、全てのお客様が

 

会話の内容を聞かれても不快にならないように配慮します。会話の内容だけではなく

 

声のボリュームとかも注意してますね。


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 さて、今回はそんな私たちの配慮を軽く突破してきたお客さまのお話です。

 

そのお客様が来店されたのはお昼過ぎでしたね。年齢は20歳以下でしょうか?

 

身につけているものとメイクの感じからして、夜のお水系のお仕事かなと思いました。

 

メニューはヘアカラーで、通常手が空いているスタッフが入れば2人でカラー剤を

 

塗るのですが、この日は私しか空いていなかったので1人でカラーをすることに。

 

カウセリングが終わると、当たり障りのない会話をします。

 

このお客様が会話好きかどうか、お話したい気分か、雑誌を読みたいかどうか

 

など探るためです。

 

「だいぶ、暖かくなってきましたね」こんな感じです。返答次第でお客様に

 

どう過ごしていただくかを考えます。

 

今回はの場合は

 

「マジ、暑すぎ。汗かいたし〜最悪ぅ」とまあまあテンポのいい感じで

 

返答が帰ってきたのでお話する事にしたんですが、、これが悲劇でしたね。

 

少し会話が盛り上がってくると、

 

「え、てかこのあと〜◯フレと会うんで〜 最後(髪)巻いてもらえます??」

 

おっと、、ちょっとこの流れは怪しい。軌道修正しようと思い、

 

私「いいですよ!どこか行かれるんですか?」って純粋に遊びに行く場所を

 

何も考えずに聞いたんですけど、、、、聞いてから

 

しまった!と思ったんです。もう完全にフリでしかない。

 

間髪入れずに、

 

「ホテルちょっこー 普通やる前にご飯とかいきますよねー笑」

 

「どんだけやりたいんやってー笑」

 

「てか、◯フレとかいますー??」

 

まずい、、、隣の席はメガネの真面目そうな女子中学生。

 

この子にこれ以上は卑猥な言葉をきかせられない!

 

私「 そういうのはちょっと、、そういえばこの辺に新しい本屋できましたね!」

 

 「 漫画と読んだりしますか?」

 

よし!うまくかわしたぞ!漫画の話題なら中学生も大丈夫だ。

 

「 あ〜 ◯フレがワンピース好きでその影響で〜、、、、」

 

「 なんか〜ナミの胸がいいらしくて、私のは?見たいな〜」

 

「 てかアイツら船でマジやってますよね〜笑 ゴムゴムのとか言って〜笑」

 

 

ダメだった。

 

この後も、話が他のことにそれるようにいろいろ話題を変えてみたものの

 

◯フレが〜 ◯フレと〜 ◯フレ〜の とか全部の主語を◯フレで返されました。

 

最終的には◯フレの何が小さいだの、プレイがどうだのいろいろな枕事情を

 

聞かされた私と中学生。

 

ごめんよ中学生。もっと会話の引き出し豊富にしておくから

 

制止能力も見つけるから。健全に育っておくれ。

 

なぜ、下ネタ多い子ってよく喋る子が多いのか、、、

 

 

次回 第六話 激アツ 依存賭博男 

 

 

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